サーフオンザスノー

滑走記録及びギアのあーでもないこーでもない

20-21モデル試乗会

gentemstick試乗会

2月下旬に行われた丸沼高原スキー場でのgentemstick 試乗会へ行ってきました。

2度目の参加なので、前準備の要領もバッチリです。

ゲンテンスティック公式ホームページで申し込み記入欄画像をプリントアウトし書き込んで、当日必要な参加費500円玉と免許証、自分のバインディング交換のためのドライバー。と、これだけですが…

少し遅めに参加受け付けを済ませ、貸し出し板のスペースを見渡すと、やはり人気板は空っぽ状態。

とは言うものの、主催者ゲンテンスティックさんも各モデル3枚ずつ用意して下さる配慮もあり、終了時間まで滞在していればどこかのタイミングでその人気板にありつけると思うのでありがたい限りですね。

そのタイミングが良かったのか、出だしから狙い撃ちしてた2モデルを立て続けに借りれました。

 

SPOONFISH152

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とあるショップの店員さんとの会話から興味を持ち始めたこのモデル。この板が属してるTHE SNOWSURF SERIESは他のフラットキャンバーシリーズやビッグマウンテンシリーズのウチヤマ製とインディペンデントシリーズのオガサカ製と異なり、中国の工場で造られてるシリーズです。基本的には中低速での楽しみを軸とした立ち位置に設定されています。長さ的にも後述しますがdrifterというモデルの155で、ゲンテンスティックの中で見ればかなり短い印象です(笑)

話を戻しますと、その店員さんがスプーンフィッシュで楽しそうに滑ってる人を見かけたと言うのが発端です。

いざ、借りてみると中速はおろか、高速でもこなす実力を体感。ショートターンやミドルターンはキビキビと刻める上に、中斜面で攻めた滑りをしても良い意味でのスリルはありますが危うさというものとは違いました。ターン後半にテールに乗り続けてるとスクエアフィッシュテールが活かされて独自の乗り味も持ち合わせてますし、いずれ手にしたいモデルに君臨した次第です。渋い赤のティントカラーもいい味出してますし。

 

MAGIC38

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ようやく乗ることができた、ネットやSNSでテッパン的人気を誇るこのモデル。

自分自身、ゲンテンスティックのデビューはこの板のもうワンランク短いモデルのZEPHYR60だったので素性は何となく想像していました。が、それ以上でした(笑)

より強い安定感とスピード耐性。それに尽きます。モデル名の由来でもある38°の斜面も難なく滑れるというコンセプトは伊達ではないですね。踏んでスピード出してもどっしりとした安心感は凄かったです。ZEPHYR同様にターン後半、テールのピンが粘ってくれる乗り味が堪らないです。

 

IMPOSSIBLE

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ゲンテンスティック内で最長レングスを誇るモデル。その長さは186(笑)とりあえず一枚バーンや開けたオープンバーンに持ってこいというか、そこだけ感も否めません(汗)

見た目と違って乗り味は重くないです。が、小回りはしづらいです…

それと引き換えに、ロングターンの爽快感は只者ではありません。すでに見た目も只者ではありませんが(笑)

コースが空いてる状態で乗れたので本当に良かったです。端から端までめいっぱい使って滑るともう他の板とは別次元でしたね。グングン加速していくし、板に逆らわず身体を預けたらもうそこは最高のクルージングタイムでした。

難点としたら持ち運びが大変って事でしょうね(汗)

公共交通機関ボーダーにはお勧めできませんし、仮にマイカー組でもゴンドラのあるスキー場へ週末行くのがメインの方は大ヒンシュク間違いなしです…

 

MANTARAY

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ゲレンデで最もよく見かけるゲンテンといえば、このマンタレイだと勝手に思ってます。

自分はスティングレイを持ってるが故に、少しばかりどんな乗り味なのか?と興味が湧いてきてたので借りてみました。

スティングレイとは1cm違いの全長、全体的に1cm幅広、サイドカーブは少し深め、フレックスも若干柔らかめ。

それが全ていい方向に働いてる印象でした。板を立てればグイグイ曲がっていくし、それ以前に柔らかめフレックスが効いているので操作しやすいです。

ノーズが312mmなので新雪でも浮かないわけはないと思います。試してませんが…

曲げやすいし、刻めるし、浮くし、でいい意味で楽な乗り味に衝撃を受けました(笑)

選ぶ人が多いのも納得させられました。

 

tt165classic

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ゲンテンスティックの中枢となる言わずと知れた看板ボード。

実はtt165classicは所有してるんですが、知人に来季モデルの写真撮ってと懇願されたので借りました(笑)

うかうかしてると、他の方に借りられて姿を拝めなくなるので…

なんだかんだ、この板が1番楽しいです。切り返しの速さ、踏みながら立てれば刻めるし、スケーティングはすごく素直に乗れるし、壁あてなどした時には計り知れないスムースさが最高です。

この板は、前足で乗るクセが付いてる人にはキツイかもしれませんが、テール乗り出来る人には最高の遊び道具になると思います。

 

DRIFTER

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この板も、1番最初に乗ったSPOONFISH152と同様にTHE SNOWSURF SERIESの1機種。

私感ですが、フラットキャンバーということもありtt165とも通ずるモノを感じました。スプーンフィッシュより少しクセは感じましたが、フラット特有のスムースさ、ルーズさは健在でしたね。

スプーンフィッシュが欲しいのは事実ですが、買えるタイミングでスプーンフィッシュの在庫がなく、ドリフターが有るなら選ぶ可能性は大いにあり得ます(笑)

 

以上、今回お借りした6機種の感想です。

以前参加した時は、散々ALTERNATIVEのフィッシュ系を散々乗ったので今回はスルーしました…

 

最後までお読み頂き感謝です!

それでは〜(・ω・)ノ