スノーボードワックスのかけ方
奥深き世界
かける頻度もかけ方も、人それぞれ十人十色なワクシング。
正解とか絶対はなく、とても抽象的な世界です(^^;
商業的とか成分的な相性とか、色々語られていますが本当にそうなのかは謎です。
逆に言えば、自分の好きなように出来るという事ですね(笑)
日進月歩
持続性で言えば、スプレー→生塗り+コルクorブラシ→ホットワックスで間違いないと思います。
最近、各社ワックスメーカーの開発力は凄まじく、ペーストワックスはおろかリキッドワックスまで出ていることです。ですが試したことがないので実力や信頼性は分かりません。
だとしても、元々水分ってこともあり浸透性は固形ワックスと比べると良さそうな気がします。
そうは言っても基本はホットワックスで、春滑りや湿雪に遭遇したら現地でペーストっていうのが鉄板でしょうか。
板全体を温める意味
ここ最近、ワクシングペーパー無しでかけてます。液体と化したワックスがソールの奥まで染み込み浸透してるなと感じ取れます。それは、ボード全体が温かくなりソールの奥深くの隙間まで届いているとイメージしやすいからです。
例えば、新品の板をショップで買いサービスでVサーモかけてくれると、取り出しホヤホヤの板は全体が温かくなっています。
すなわち、デッキまで温かくならないとキチンと深くまで届かないんだろうなと悟りました。(思い込みかも)
どっちもリスクはある
ペーパー無しでかける場合はなるべく低融点なワックスが望ましいです。温度が低い状態で溶けるという事はアイロンの設定温度も低くて済みます。そうするとソールへの負担も軽減されます。けれどもどんなに低温度でもアイロンの動きをソール上で止める事はご法度です。簡単にソール焼けしてしまうでしょう。
逆にペーパー有りはどうかと言うと、1枚紙を挟んでるだけあってそこまでシビアにならなくてもいいかもしれません。
しかしアイロンの設定温度はペーパー無しに比べ少し高めになるはずです。そして、ペーパー有りでかけると余分なワックスはペーパーが吸い取りソール上には少量のワックスしか残りません。油断すると、高温度のアイロンと少量のワックスでやはりソール焼けを引き起こす可能性はあります。
用途によって
改めて言いますが、どっちが正解とかはありません。考えた方や滑り方(本数や滑走時間)次第でしょう。
短時間勝負や午前中のみなどはペーパー有りで薄くかけても充分でしょう。
逆に、朝から夕方まで一日券フルに滑るとか、ナイターも滑るという方はペーパー無しでガッツリ染み込ませて現場ではメンテナンスフリーで過ごすなど…
しかも上記のことは、あくまでも自分の想像でもありますので、色々なワックスのかけ方をご自身でも試して頂きたいと思います。
タブーな領域?
今所持しているワックスは4社ありまして、一部では成分による相性がどうとか囁かれてたりしますが、自分の板で自分が乗って自分が滑るので、試行錯誤しながら様々な掛け合わせでワックスをかけています。どこのワックスもフッ素の有無はありますが大半はパラフィンベースなので問題ないかと(^^;
自己責任で自業自得なので(笑)