サーフオンザスノー

滑走記録及びギアのあーでもないこーでもない

20-21モデル試乗会

gentemstick試乗会

2月下旬に行われた丸沼高原スキー場でのgentemstick 試乗会へ行ってきました。

2度目の参加なので、前準備の要領もバッチリです。

ゲンテンスティック公式ホームページで申し込み記入欄画像をプリントアウトし書き込んで、当日必要な参加費500円玉と免許証、自分のバインディング交換のためのドライバー。と、これだけですが…

少し遅めに参加受け付けを済ませ、貸し出し板のスペースを見渡すと、やはり人気板は空っぽ状態。

とは言うものの、主催者ゲンテンスティックさんも各モデル3枚ずつ用意して下さる配慮もあり、終了時間まで滞在していればどこかのタイミングでその人気板にありつけると思うのでありがたい限りですね。

そのタイミングが良かったのか、出だしから狙い撃ちしてた2モデルを立て続けに借りれました。

 

SPOONFISH152

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とあるショップの店員さんとの会話から興味を持ち始めたこのモデル。この板が属してるTHE SNOWSURF SERIESは他のフラットキャンバーシリーズやビッグマウンテンシリーズのウチヤマ製とインディペンデントシリーズのオガサカ製と異なり、中国の工場で造られてるシリーズです。基本的には中低速での楽しみを軸とした立ち位置に設定されています。長さ的にも後述しますがdrifterというモデルの155で、ゲンテンスティックの中で見ればかなり短い印象です(笑)

話を戻しますと、その店員さんがスプーンフィッシュで楽しそうに滑ってる人を見かけたと言うのが発端です。

いざ、借りてみると中速はおろか、高速でもこなす実力を体感。ショートターンやミドルターンはキビキビと刻める上に、中斜面で攻めた滑りをしても良い意味でのスリルはありますが危うさというものとは違いました。ターン後半にテールに乗り続けてるとスクエアフィッシュテールが活かされて独自の乗り味も持ち合わせてますし、いずれ手にしたいモデルに君臨した次第です。渋い赤のティントカラーもいい味出してますし。

 

MAGIC38

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ようやく乗ることができた、ネットやSNSでテッパン的人気を誇るこのモデル。

自分自身、ゲンテンスティックのデビューはこの板のもうワンランク短いモデルのZEPHYR60だったので素性は何となく想像していました。が、それ以上でした(笑)

より強い安定感とスピード耐性。それに尽きます。モデル名の由来でもある38°の斜面も難なく滑れるというコンセプトは伊達ではないですね。踏んでスピード出してもどっしりとした安心感は凄かったです。ZEPHYR同様にターン後半、テールのピンが粘ってくれる乗り味が堪らないです。

 

IMPOSSIBLE

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ゲンテンスティック内で最長レングスを誇るモデル。その長さは186(笑)とりあえず一枚バーンや開けたオープンバーンに持ってこいというか、そこだけ感も否めません(汗)

見た目と違って乗り味は重くないです。が、小回りはしづらいです…

それと引き換えに、ロングターンの爽快感は只者ではありません。すでに見た目も只者ではありませんが(笑)

コースが空いてる状態で乗れたので本当に良かったです。端から端までめいっぱい使って滑るともう他の板とは別次元でしたね。グングン加速していくし、板に逆らわず身体を預けたらもうそこは最高のクルージングタイムでした。

難点としたら持ち運びが大変って事でしょうね(汗)

公共交通機関ボーダーにはお勧めできませんし、仮にマイカー組でもゴンドラのあるスキー場へ週末行くのがメインの方は大ヒンシュク間違いなしです…

 

MANTARAY

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ゲレンデで最もよく見かけるゲンテンといえば、このマンタレイだと勝手に思ってます。

自分はスティングレイを持ってるが故に、少しばかりどんな乗り味なのか?と興味が湧いてきてたので借りてみました。

スティングレイとは1cm違いの全長、全体的に1cm幅広、サイドカーブは少し深め、フレックスも若干柔らかめ。

それが全ていい方向に働いてる印象でした。板を立てればグイグイ曲がっていくし、それ以前に柔らかめフレックスが効いているので操作しやすいです。

ノーズが312mmなので新雪でも浮かないわけはないと思います。試してませんが…

曲げやすいし、刻めるし、浮くし、でいい意味で楽な乗り味に衝撃を受けました(笑)

選ぶ人が多いのも納得させられました。

 

tt165classic

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ゲンテンスティックの中枢となる言わずと知れた看板ボード。

実はtt165classicは所有してるんですが、知人に来季モデルの写真撮ってと懇願されたので借りました(笑)

うかうかしてると、他の方に借りられて姿を拝めなくなるので…

なんだかんだ、この板が1番楽しいです。切り返しの速さ、踏みながら立てれば刻めるし、スケーティングはすごく素直に乗れるし、壁あてなどした時には計り知れないスムースさが最高です。

この板は、前足で乗るクセが付いてる人にはキツイかもしれませんが、テール乗り出来る人には最高の遊び道具になると思います。

 

DRIFTER

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この板も、1番最初に乗ったSPOONFISH152と同様にTHE SNOWSURF SERIESの1機種。

私感ですが、フラットキャンバーということもありtt165とも通ずるモノを感じました。スプーンフィッシュより少しクセは感じましたが、フラット特有のスムースさ、ルーズさは健在でしたね。

スプーンフィッシュが欲しいのは事実ですが、買えるタイミングでスプーンフィッシュの在庫がなく、ドリフターが有るなら選ぶ可能性は大いにあり得ます(笑)

 

以上、今回お借りした6機種の感想です。

以前参加した時は、散々ALTERNATIVEのフィッシュ系を散々乗ったので今回はスルーしました…

 

最後までお読み頂き感謝です!

それでは〜(・ω・)ノ

初心と興味と実行

ようやく9月に突入しあと約1ヶ月後にはイエティがオープンのとこまでやってきました。

体感はもちろん暑いんですが、例年ソワソワし始める時期になってます(笑)

 

昨シーズンの振り返りを今更してみようと思います。

徐々にですが滑走日数が右肩下がりで坂道グループには顔向け出来ません(笑)

果たして年齢なのか、仕事なのか、健康状態なのか、体力なのか、気力なのか、分かりませんが1つに休日と寒気到来のタイミングが噛み合ってなく、どことなく奮わなかったのもありました。

こんな言い訳じみた事を書き続けても仕方ないので、本題へ入ります。

 

アツい気持ち

シーズンインに初めて訪れたハンターマウンテン塩原(栃木県)。

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前々から気にはなっていた場所の1つです。若かりし頃はイエティにも出向くタイプだったので、天然雪じゃないと…、とか気にしないのが根本にあります(笑)滑れる環境を早々に整えて下さっているんだからその恩恵を受けないともったいない的な発想とでも言いましょうかね。

想像以上に広大な敷地だった事にビックリでした。と言っても日本有数のビッグゲレンデと比べてはいけませんよ(笑)

初滑り期なので最頂部にある上級コースのみがオープンって事なんですが、アツいなと思ったことがあります。前述した通り上級コースという事なのですが、リフト降りて平坦部を進みコース入口まで行くといきなり急斜面って構成なのです。というか、端的に表現すると上級コースしか営業してないはずなのにその割には賑わっているんです。割合までは統計を取ってませんので分かり兼ねますが明らかに上級者でない方々もいらしてるんです。

その当時ハンターマウンテンはベース部には雪はまだ敷ききれてなかったので幹線リフトで上部まで行き、その降り場辺りはなだらかなスペースが広がっており、更に頂上リフト乗り場へと進んで上へと行く訳ですがもちろん上級コースを滑れる事を前提でないと乗れないんです。そこで乗ると降り場へ着いたら迂回コースはなく出だしの急斜面を下りなくてはなりません。

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そこを避けた上でに楽しむには…、幹線リフトを降りたなだらかなスペースから上級者限定リフトを乗らずにオープンしているコース脇をハイクアップしていくのです。

人それぞれ、熱量や事情など様々でしょうが、ハイクアップという選択肢を取ってまで滑りたい!というのは密かながらに心動かされました。初滑り時期って事ですから、絶対滑りたい気持ちが強くないと来るわけない環境なんで、そこは容易に察する事が出来ます。

それを目の当たりしただけでも大変有意義なシーズンインとなりました。

 

東北への…

個人的に群馬(沼田や水上)は割とよく行ったりするんですが東北道方面は今までなかなか縁がありませんでした。

ですが18-19シーズンでは羽鳥湖にも行きましたし徐々にではありますがディープな東北への気持ちの昂りが年々増しております(笑)

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17-18シーズン後半くらいからカービングへの目覚めがあり、ターンするだけでも楽しいというある種境地へ踏み入れてしまいました。そして、ハンターマウンテン塩原やグランディ羽鳥湖はカービングのメッカなスポットで有名ですし、それに相応しいキレイな圧雪面という印象を然りと受けました。たまになのか割と高頻度にしていくのかは分かりませんが安定したコンディションでひたすらターンを刻む日もアリだなと言うか積極的に設けたいと思うようになりました。

 

近頃のベクトル

最近のベクトルはディープな東北と、キレイな圧雪面を造ることに誇りを持っていそうな場所への再訪や開拓が大きいです。八方尾根や尾瀬岩鞍、戸隠にはソソラレまくりです(笑)

別視点ではツリーコースが好きでもあるので、更に増やすニュースを出してる斑尾やそっちの類のメッカである未踏のコルチナ&ハクノリ(白馬乗鞍)、何気に気になっている高井富士&よませ。

ディープな東北は思い返せばツリーコースがメインかもしれません。単に観光ニュアンスや興味本位も含めると、八甲田、夏油、安比蔵王天元台はとりあえず生きてるうちに行ってみたい場所です。(笑)

更に付け加えると北海道も外すわけにも行きません。現在までニセコ3回に富良野1回となってますが、再び富良野や新たにルスツや旭岳ってのも気になって仕方ないですね。

 

と、すぐに実現出来るか分からないものも挙げさせてもらいましたが、行きたい場所だらけって事です^^;

 

宿取り合戦

まだ時期が早いよとか思う方もいらっしゃるかもしれませんが、人気な宿泊地はお盆前後から動かないと宿を取れなかったりするので予算と日程と人数が決まり次第、早めに動く事をお勧めします。エアチケットや宿代も安く済んだりするし、気持ちやスケジュール管理に余裕が持てます!

シーズンギリギリやシーズン入ってからだと価格も強気ですし、人数分の部屋が確保できるかも血眼になって探す事になりますしね…

野沢や白馬、北海道は海外からのお客さんも多いのでなおの事ですね!

 

振り返りからの脱線して願望という記事とし許されるのか分かりませんが、忘備録という意味合いで記録しときます(笑)

 

長文になり申し訳ありませんでした。

ここまで読んで下さったならありがとうございます!

 

それではまた!(・◇・)/~~~

自己流、道具の選び方・買い方

冷夏なのかなと思わせるぐらい肌寒かった梅雨がいざ空けると、酷暑…

ということは、次の冬は暖冬と寒冬のミックスなんでしょうか(笑)

頭の中は雪山の景色をリピート再生中ですけど。

 

そんなことはさておき、先日神田スポーツ街(夏の陣)へ繰り出してきました。

実は、最低限必要なものは昨シーズンの終盤に色々と補填してしまったので、買わなくちゃいけない物は無いはずなんですが…

 

新モデルか?現行か?型落ちか?

悪魔の棲む街の恐怖は知ってはいるけど、ついつい行ってしまうんですよね。

実物を見れる&触れるというのは、非常に危険ですけど妄想が膨らんでしまいます(笑)

更に春以降というのは、在庫あるものに限りますが大体ですが30%〜50%引きで売られてます。ショップのメンバーカードや、試乗会に参加した際に貰える特典などをうまく使えば半額以上に持っていけるものも出てきます。

新モデルに拘りたい方は別ですが、そうでないクチならオフシーズンこそ年中スノーギアが置いてある神田周辺や各地のプロショップに行く価値は大いにあると思いますよ!ネットには載ってない掘り出し物だって気合いと行動力と人脈次第では巡り合える可能性はあります。

で、話を戻しますと値札の店頭価格でネット通販より安い51%オフというある板の存在を知ってしまって火が付いちゃいました。

そして翌週、悩んだ挙句に案の定お持ち帰り…

18-19モデルの未使用である再入荷品がそんな値段で買えるならとサブ板的ポジションで迎え入れました(笑)

 

板(ブランド)選び

国内ブランドだろうが、海外ブランドだろうが、乗ってみたいという自分の中の琴線に触れたなら乗るべし!と悟りを開いてしまった次第です…

K2(2枚連続)→BTM→fanatic→November→MOSS SNOWSTICK→November→SALOMON→gentemstick(2枚連続)

ときてる訳なのですが、最近の気になってる板というのは

gentemstick bigfish

SALOMON super8

RIDE warpig

でした。はい。

 

そして、そのお店で再入荷してきましたよ〜と店員さんが持ってきたのはRIDE warpig。

ttシリーズに乗ったことでフラットの素直さが好きになったってこともあり、気になっていました。

見せてくれた時はSサイズ(148cm)があったんですが、翌週の日曜に訪れた際にはその日の前日である土曜にSサイズが売れちゃいました〜と。前評判の高いSサイズと考えてたわけですが、有効エッジの長さを調べたらむしろMサイズ(151cm)でもいいのかもと予備的に考えていたことから、在庫のあったMサイズにしました。

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こんな事なら3月に行った苗場のSBJ試乗会で乗っていれば良かったとちょっと後悔しました。ま、完全にあとの祭りですけど(笑)

 

買い換えのタイミング

で、その試乗会の時に19-20シーズンのバインディングをどれにするか決めました。

カラコラムというメーカーのミドルフレックスなプライムコネクトRの装着感とハイレスポンスな動きに感動すら覚えました…

聞けば、アレックス・ヨーダー氏や藤田一茂氏、オレンジマンこと山内一志氏、創設者である玉井太郎氏などが2019年3月当時使用中と後から知れば納得でした。

NOWで買い替えを考えてましたが、メーカーの名前だけは頭の片隅にあったのでせっかくだから試してみるかと挑戦したのが吉と出ましたね。

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その後、使ってたグローブの指先が破れ、なかなか急ぎだったので同メーカーのものを通常割引と貯まってたポイントをつぎ込み、結果40%オフくらいな値段でポチりました。

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同時的に履いていたビブパンも破れは無かったもののシミてきたり、ポケットがほつれたりと傷みが多くなってきたので、バインを予約しに行ったついでにビブパンを物色してたら売れ残りラスト1を割引価格で売っていただいてたという経緯です(^^;)

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あとから思い出しましたが試乗会に行く前にはブーツもシーズン中にせかせかと買い換えましたし…

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なので春〜夏と完全自粛にもなりますよね(^^;;

 

 

warpigを買った日に別のお店で気になるジャケットの存在を発見してしまいまして、今期はもう在庫がないらしく (泣く泣く?)来期以降でという事でお店を出ました。品薄物は年明け後の真冬にアクションしなくてはという現実を見せつけられました(笑)

 

まとめ

要するに何が言いたいかというと、

  • 乗りたい(乗ってみたい)板に乗ろう
  • オフシーズンこそ狙い目
  • 気になるものがあるなら試乗会は行くべし
  • 品薄物はハイシーズン中に確保するべし

と、改めて肝に銘じました(笑)

 

来期はフラットボード漬けが楽しみです〜

ではまたいつの日か(・ω・)ノ

 

 

道具のアップデート

気まぐれな記事の書き方ですいません。

気が向いた時に書こうかな程度だし、アフィリエイターでもないのでこれからも自由にいきます。

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2018-2019シーズンも3月に入りました。

あと何回滑りに行くか分かりませんが、春には春の気持ち良さがある事を知っているので、それを済ますまでは終わりません、終わらせません(笑)

 

締めくくりっぽくなってしまいますが思いついたままに文字を打っているので、それはそれでしょうがないですね(^^;

 

このシーズン、新しく導入した事がいくつかあります。

ヘルメット導入

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まずは、ヘルメットの使用。スキー場に行ってもホントに増えましたね。絶対に安全を保障する物ではありませんが衝突対策以外にもメリットがある事を知りました。

まずは、保温性があるという事です。首から上が明らかに冷えにくくなりましたね。そして、それに付随する事かもしれませんが、濡れない凍らないことですね。ビーニーだけと比べると材質的にも当然ですよね(笑)

あとは、被ってることによって勇気が少し後押しされる事でしょうか。

もちろんメリットばかりではありません。

マイナス面を挙げるとすると、とりあえず持ち運びが当たり前ですがかさばります(^^;;

もう1つは、バイクに乗ってるとか仕事で使ってるような、ヘルメットを被ることに慣れていなければもしかしたら重さに対して首の疲れも出てくることもあるでしょう。

これが全てではありませんが少しでも参考になるのなら幸いです。

被り方

被り方は今現在、2通りあります。

1つはインナーに生地の薄いバラクラバやキャップを被りその上からヘルメットを、という王道のスタイルです。ゴーグルはヘルメットの外側から付けてるパターンですね。

2つめは、ビーニーがインナーになる被り方です。

もちろん、薄めの生地が良いのは確かですし、ボンボン無しは必須かと(笑)

順序としてはビーニーを被りゴーグルを付けてその上からヘルメットを装着する具合です。コレにしたい際は、ヘルメットの内部を緩くしたり中綿的なパーツを外せるモデルが有ります。また、そういう事が出来ないモデルはビーニー持参で被って選ぶのが確実です。売り場で思いつきの場合は気持ち大きめをチョイスで対応もアリだと思います。そうする事でゴーグルはヘルメットの内側になるようなスタイルになります。

ただ、ビーニー内側スタイルの難点は慣れるまでは、とっさにゴーグルを上にズラす事にストレスを感じる事も事実です(笑)ヘルメットを外してからでないとゴーグルを上にズラせませんからね〜

絶対ではないものの、被っていて損ではないので検討するのは大いにアリですよ。

ステッカー貼ったりすれば気持ち的にアガりますし。

 

完全導入した事をもう1つ。

それはワックスです。

落ち着きました

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決して今までワックスをしていなかった訳ではありません(笑)

それまでは使用メーカーは定まらずあっち行ってはこっち行ったりと、浮気者でした(笑)

しかし、リキッドワックスに出会い、効力を実感しようやく落ち着きました。

リキッドワックス2種をベースワックス(ホットワックス)の前に染み込ませる事で格段に持続力が長くなりました。2月上旬には2泊3日で北海道にも行きましたがメンテナンス無しで気持ち良く滑り切りました。もっと言えば、小まめにスクレイピングやブラッシングすればもっと走っていたのでしょう(笑)

ただ、それをしなくとも走っていたのは事実です。

しかも、パラフィン主体のワックスなのです。フッ素の代わりにナノダイヤモンドがふんだんに使われてるようです。保ちがいいのはその影響なのでしょう。

ただ、どんなワックスメーカーでも手を焼くストップスノーの時期が近づいてきてます(・・;)

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その時が来たらSPRING MASTERというジェル状のトップコートワックスを試したいと思ってます。

 

シーズン中に補填

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こんなシーズン真っ只中でニューモデルもチラホラ出始めるこの時期に、現状型落ち的な売り切れ寸前の今シーズンモデルを新調しました。まだ滑走はしていませんが翌週末に滑りに行く予定なので楽しみです。

 

例年より短かくなるでしょうが、残りの雪山も自分なりに楽しもうと思っています。

 

長くなりましたので今回はこの辺で

ヽ(・∀・)

 

ツリーランや非圧雪への責任

f:id:zephyr160:20181008110437j:imageほんの10年前に比べれば格段に敷居は低くなった気がします。

それまでは極端でもなく、いわばバックカントリーと言われる人手が入っていない雪山とか、管理区域外へ通じるツアーコースなどゲートから出てが主だったと思います。そんななか、ニセコやアライなどが率先して取り入れてた印象があります。

今現在(2018-2019シーズン直前)では、ツリーラン及び非圧雪を導入しているスキー場は驚くほど飛躍的に増えてます。

とはいえ、その形式は様々です。

  1. スキー場管理区域内に1つのコースとしての扱いを受けてるようなもの
  2. 毎シーズン、1回講習を受ければ特定の場所を滑れるもの
  3. スキー場管理会社が提携しているツアーに参加すると滑れるもの
  4. 1とは微妙に違う、スキー場管理区域境界に設けられたゲートから外へ出て滑るもの

だいたいこんな感じかと思います。

全てのことに言えるのはまず、オープン/クローズをハッキリさせるゲートや、好き勝手にではなくツアーガイドやパトロールの許可や同行があったりします。

でも一昔前より遥かにスキー場前提(スキー場経由)で楽しめる場所が増えたのは、いいことだと思います。お子さんがいる家族のお父さんが貴重な週末に家族とは別行動をしょっちゅうするわけにもいきませんし、あらゆる事情でクルマが持てないことでの移動に融通が利かないケースもあると思います。

しかし、滑らせてもらう方も甘えっぱなしではなく自分の身を守るための装備(ヘルメットや雪崩対策道具)について真剣に考えたり、安易なロープくぐりはしないなど真摯な姿勢で楽しまなければいけないのではないのでしょうか。

今でこそ、野沢温泉上部にあるやまびこエリアは自己責任で解放されてますが、元々はロープを張られてました。が、後を絶たないロープくぐりに相当悩まされたと思います。更に今では海外からのお客さんも多く、来てくれる客を追い払いたくはないし、かと言って、危険な事をさせたくないしと、それだけではないでしょうが苦渋の決断だったのではないかと想像できます。

楽しませてもらう以上、ユーザーもそれなりに少しずつ気を引き締める遊びと認識していく必要があるし、義務だと思います。

 

固いことばかり書いてしまいましたがメリットを挙げると、

  1. 雪が柔らかいケースが多々ある
  2. 開けてる場所はガスってても、林の中は視界が良かったりする(風も同様)
  3. 板を扱う技術が上手くなる
  4. ライン取りの精度が上がる
  5. 万が一の雪崩発生に対する被害を軽減してくれる

などですかね。

 

ツリーに入る場合、162以下の板ならより気を遣わず滑れると思います。視線は常に先に置いておく。沢などの地形確認を怠らない。ツリーホールや急激な段差の有無にも気を配る。行きたい方向(方角)を見失わないよう気をつける。テールよりに重心かけて乗ると小回りが利くので有効。下ばかりを見てると枝に頭打ったりするので適度に視界は広く取る。木に衝突しそうになったら出来る限り足元(板のソール側)からぶつかるようにする。他人がつけたトラック(滑った跡)を過信しない。

 

別にビビらせてるわけではなく、林の濃さによってはこれらに対して気を配らないと無事に抜けられないので、かなり鍛え上げられるはずです。逆に言えば、自信がないならまだやめておいた方が無難です。

 

真剣にスノーボードのフリーライディング力を上げたいなって方は、自己責任ですが遅かれ早かれ入る事をお勧めします。

美味しいポイント探しの嗅覚は、より研ぎ澄まされますよ(笑)

 

 

 

板のカタログスペック

大雪山系黒岳の初冠雪でテンション上がったものの、残暑のぶり返し…

といっても、暦の上ではまだ8月なのですが(^^;

 

気持ちばかりが冬へ先走ってます(笑)

毎年毎度の事ですが。

 

持論全開ですが、板のカタログスペック(数字で表されているもの)などの解釈について書こうと思います。

 

全長

書いた字の如く、板全体の長さ。

俗に言う、パウダーボードと括られるものは大体、150〜175が多いでしょうか。

長めはオープンバーンなら、もう水を得た魚のように活きると思います。そして、短めはツリーランで恩恵を感じると思います。

無難と言うか、オープンバーンはもちろんのことツリーも入れる汎用性の高い板の長さは156〜163あたりってとこでしょうか。

※あくまで長さだけをみた場合です。

 

前述した全長との組み合わせで選択肢が更に拡がります。

長さだけでなく幅にも着目すれば、短いけど太いから浮力は充分。とか、長いけど細めで浮力過多な抵抗感を気にせず滑れる。など全長だけでは掴みきれない板のキャラが分かってきます。

テール幅よりノーズ幅が広いテーパードシェイプな板は、どこまで行けるかはまちまちですが少なからず非圧雪進入を想定して造られてます。

また、太い板は非圧雪では大変浮きやすいけど、斜面の荒れ具合をもろに受けるのと、細いトラバースラインを行き来するのは楽ではないという事を覚悟しておきましょう(笑)

 

コンタクトレングス

平らな場所に、板を置いた時に地面(雪)に接している長さの事です。この数値が乗り味に大きく影響するかもと思います。

フリースタイルボード(154クラス)では大体1000〜1200が相場ですが、変態シェイプボードでは全長が170前後なのにコンタクトレングスが800〜950だったりするので、見た目では長くて取り回しが大変そうだなと思っても案外軽い乗り味だったりします。

更に、接してる長さがたったそれだけってことはそれ以外の場所は非圧雪に入った時、浮力として活きてくるのです。ノーズの先っぽなどのように浮力に関係ない箇所もあるので全部が全部ではありませんが(^^;

 

構造

各社技術力のせめぎ合いで名称はそれぞれですがキャンバーとか、ロッカーとかのことです。

非圧雪に重点を置いて見た場合、やはり強すぎるキャンバー構造は抵抗を受けやすくブレーキになる事もあります。なので、数年乗ってキャンバーが気持ちヘタッた板が実はパウダースポットで気持ちよく乗れたりするかもしれません。

パウダーを視野に入れた板は、ノーズがロッカーでテールが弱キャンバーな事が多いです。ノーズがロッカーって事は、前足に踏む力を増やせばノーズの先端が更に起き上がり浮力が強くなるので、パウダーロッカーというカテゴリーが定着しているのでしょう。

 

テールシェイプ(有効エッジ)

乗り味に少なからず影響してきます。ラウンドシェイプは抜けが良く切り返しがスムーズに出来ます。雪壁や沢地形で乗ると色んな動きがしやすいので、扱い方さえ掴めばかなり楽しめると思います。あとは、普通にオーリーなどもかけられたりするので飛ぶアクションも混ぜれるのもいいところでしょうね。

対してケツ割れと言われる、スワローテールやフィッシュテールは、非圧雪に入るとボードに入れられてるスリットから雪を抜けさせテールを積極的に沈めてノーズを浮かせるシェイプです。両サイドのテールの細さや長さでまたそれぞれ乗り味が変わってくるので、似てる形でも全然乗り味が違ってたりします。

また、面白いのは非圧雪でなく圧雪バーンでターンするだけでもかなり楽しいです。ケツが割れてる板は有効エッジが長めなので、エッジを意識して噛ませればカービングマシーンに変わります(笑)

シェイプによってターン後半が粘ったり、ターンインからギュイーンと突き進んだりと…それが原因であれもこれも欲しくなったりするんだろうなと(^^;;

 

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何だかんだ書きましたが、1番は実際に乗って自身で感じる事だと思います。スノーボード暦然り、普段の乗り方然り、よく行く場所だって人それぞれですからね。

そして、フリースタイルボードの選び方と明確に違うのは、板を自分に合わせるのでなく、板に合わせて自分が楽しめるよう切磋琢磨する感じかもしれません。それぞれの長さや幅、シェイプには意味があり、その集合体が一枚一枚の個性になってるわけですから。

 

では、長文になってしまったのでこの辺で。

 

来たるシーズンへの準備

8月中旬に入り、オフシーズンもそろそろ折り返し…

あと5ヶ月後には、一面銀世界のハイシーズンを迎えるのが本当に信じがたいと思うほどの酷暑です。

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動き出し

そして誘惑の街、神田ではこの時期に完売しているものもチラホラと(^^;)

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自分も、予約した板はネット販売を見る限り売り切れてるお店が多いですね〜

ウェアに至っても、取り扱う店舗が少ないうえに予約できた店でも唯一の店舗在庫分を確保できた感じです。

 

善は急げ

コアなモデルやハイエンドモデルは、流通量が少ないし回転率が悪いので、小売店としてもあまりガバガバ取りたくないのがホンネだと思うので、目星があるなら早めに動くことをお勧めします。

万が一、店舗在庫が無かったとしても、この時期からメーカー在庫分を問い合わせできるので手に入れられる確率はシーズンイン直前商戦中より格段に高いと思われます。

また、型落ち狙いでも早いに越した事はありませんが、9月半ばまでが勝負でしょう。

 

ハイエンドモデルのウェアなどは一点モノという事が多くのんびりはしていられません。

1人の人間が考えることは、少なくとも他に大勢とは言わないまでも少数は必ず居ます。

なので、うかうかしてると買われてしまうとか…

 

店頭購入のススメ

さらに、ネット市場の拡大を辿る一方でそこに重きを置いていないお店もあるのも事実で、掘り出し物や選択肢に幅があったりと店頭購入の方がサプライズを受ける可能性は高いです。

また相談の仕方によっては、支払い方法や受け取り方に融通を効かせられたりできるのも大きな魅力です。

 

ネットで探す場合は、サイズ重視のカラーは度外視で見つけ次第ポチる気持ちで根気よく探せば、見つられる事があります。

 

 

今回のオフは、すでに持ち帰り可能なブランドが一部あったりするので普段より少し早く動いてみてはいかがでしょうか。

 

新調ギア

試乗会で乗ってしまったtt165 classic。

1本しか滑れませんでしたが、楽しかった印象は未だにはっきりと覚えています。

黒いティントカラーもカッコよく、早く乗りたくてしょうがありません(笑)

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予約したウェアは、ノースフェイスの apex gtx rtg jacket という新ラインモデル。とりあえず発色の鮮やかさに惹かれ、軽く動きやすく蒸れにくい機能十分な一着。耐久性は実際に使ってみないと分かりませんが、現段階では文句無しです。

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予約した品物の入荷報告電話を、準備をしつつ首を長くして待つばかりです。

 

着々と下準備を

自分の場合は通年通してなんですが、特にこの時期から行ってみたい場所や改めて行きたい場所なんかを洗い出してます。

そんなこの時期ならではの過ごし方は楽しいし好きです(笑)

 

どうか雪不足だけは、ならないでほしいものですね!

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それでは。